「お前、結構小さくね?」
「シーナよりは立派だろう」
「俺は並だろ。身長並態度並。お前の場合アスフェルって名前からして超弩級戦艦、態度もデカけりゃ息子もビッグっつうイメージじゃん。もう、あれだ、他の追随を許さないみたいな」
「ご尊父には適わないよ。それにしてもシーナのは……つくづく、モノまでレパントに似ないな」
「――そこまで言うか!? お前はさりげなーく俺を全方位一斉射撃で貶めんと気が済まんか!?」
「俺は態度が大きいらしいから」
「揚げ足取んな! 第一俺のだってそーちっさくねーだろが! よし分かった、お互いエロ本最大時できっちし計ろうや。まさか尻尾巻いて逃げ出しゃしねーよな」
「あ、レパント」
「っ親父!?」
「――と思ったら湯煙だった」
「……こンの……狸軍主め……!」